僕たちの棲む世界

この世界はなんなのかを知る。自分は何者なのかを知る。

この一瞬こそが確かな現実

未来のことを考えて漠然とした不安に襲われる。

 

過去起こった嫌なことを思い出して悲しい気分になる。

または楽しかった過去と今の惨めな現状を比べる…。

 

 

そんなことについつい振り回されて、今が疎かになる。

 

馬鹿げたことです。

 

来てもいない未来のことを今心配しても仕方がありません。

 

変えようのない過去のことで今、暗い気持ちになるのは損です。

 

 

未来なんてその時にならないとわからない。

 

過去は現実ですよね?

 

いえいえ過去なんてものは記憶の中にしかありません。

 

そしてその記憶なんて曖昧なものです。

 

勘違いしてたり、都合のいいことだけを覚えてたり、極端な場合は記憶そのものを気が付かないうちに捻じ曲げていたり…

 

確かなものではないです。

 

 

確かな現実は今この瞬間にしかない。

 

言い換えると今この瞬間こそが自分の人生なのです。

 

今この瞬間を大事にすることこそが大切。過去や未来に囚われている場合ではありません。

 

明日の仕事嫌だなあ…とか、昔こんな悪いことがあったなあ…とか思って気分が落ち込んでしまうのはモッタイナイ。

 

二度ど来ない今この瞬間を見つめて、丁寧に充実して過ごすことに集中すべきです。

 

嫌な未来を待っている。

 

嫌な過去に引きづられる。

 

どちらも断ち切らねばなりません。

 

 

今見てるもの、今感じてるもの、今置かれてる場所、いま考えてること、それのみが人生の確かな現実であり、集中すべき大事なこと。過去や未来に煩わされてる暇はありません。

 

そして今という一瞬を大切に丁寧に扱っていくことこそが大事です。

 

どんなに今この瞬間が楽しかろうと辛かろうと、今ことが人生。

 

軽んじていい瞬間なんてありません。

 

今この瞬間をいかにして充実させるかということを考えていかねばなりません。

 

 

人生とは一瞬一瞬の刹那の連続である”って何かで読みました。

 

 

確かにそのとおりだなあって思います。

 

そこを理解しておくと、少しは人生が楽になっていく気がします。

 

 

明日の○○いやだなあ…なんて気分になったらこのこと思い出そう。

 

昨日のことを後悔して悶々としだしたらこのことを思い出そう。

 

確かな現実なんていうのは今この瞬間でしかないし、その瞬間を過去や未来にとらわれて疎かにしてはいけないということを。