僕たちの棲む世界

この世界はなんなのかを知る。自分は何者なのかを知る。

君よ「嫌われたくない」の奴隷になるな。

文句言いたいけど嫌われたくないから文句言わない。

 

言い返したいけど、嫌われたくないから口をつぐむ。

 

断りたいけど、嫌われたくないから断れない。

 

 

気まずくなるから黙った。

 

後々のこと考えて黙った。

 

 

あきらかに不当な扱いを受けていても、嫌われたくないという一心で堪える。

 

まるで嫌われたくないの奴隷。

 

 

 

あいつどんな無茶言っても聞きよるで!

 

そう思われても仕方がない。

 

 

後々相手と気まずくなることはないかもしれんが、

 

後々、事あるごとに思い出して苦しむことになる。

 

悔しい思いを抱えて生きていくことになる。

 

 

もう、いいやん嫌われたって。

 

 

言いたいことを飲み込むことでどんだけ自分を傷つけてるの?

 

 

相手が不当なこと言ってきて一方的に我慢を強いられるのって理不尽やん?

 

相手にもナメられるし、自分も傷つけるし、いいことひとつもないです。

 

 

ここはもう覚悟を決めて嫌われようや。

 

 

案外、「コイツちゃんと言いたいこといいよる」と一目置かれるかもしれん。

 

歯向かってくる人間だと理解させられて、無茶言ってこなくなるかもしれん。

 

相手の態度が改まるかもしれん。

 

 

黙って飲み込めばその場は収まるかもしれんけど、同様のことがずっとずーっと続いていく。

 

 

それならいっそ、噛み付いて嫌われてやれ。

 

ぎゃんぎゃん吠えてくる犬は蹴り飛ばしてやらなきゃ、わからない。怯えるだけでは余計に吠えかかってくる。

 

 

 

仮に言い返して嫌われて無視されるほうがまだ良い。

 

都合のいい人間だと思われ一生ていいように使われるよりはるかにマシなんじゃなかろうか?

 

 

嫌われたくないの奴隷にはなるなよ。